人間に近い種族だといわれているチンパンジーのグループは、群れからはぐれたオスが他のチンパンジーの群れにみつかると虐殺され、その肉は食べられるそうです。また別の群れを襲い、メス以外を皆殺しにすることもよくあるといいます。
群れの内部での政治闘争も凄まじく、チンパンジーというのは人間の醜い部分を凝縮したようなサルと言われています。
そもそも、人類の歴史の中でも、争いというものは遺伝子に組み込まれてきたように思います。今生きている人たちは、その争いに勝ち残った人たちの末裔とも言えます。現代社会で、大きな戦争がなくなったのは、核兵器の登場、ようするに抑止力が働いているからで、本来人間のDNAには争いに強い反応を示すようになっているのではないでしょうか。
ワールドカップの過熱ぶりを見ればわかりますよね(^^)
ただし、この争うという行為は悪いことばかりではなく、競争するからこそ良いものができると思います。
昨今のマイニングブームで、この分野の競争は激しいです。
そこにチンパンジーのような稚拙な戦いを挑まず、タイガーマスクのように「フェア・プレーで切り抜けて男の根性見せてやれ」で立ち向かいます(^^)