こんにちは。ワン太郎です。
今、Mr.Oちゃんが、たくさんのホワイトペーパーを精査しているようですね。
私も良くホワイトペーパーを読むのですが、本当にユニークなホワイトペーパーがたくさんあります。
Mr.Oちゃんも「天ぷら」という表現で書いていましたが(笑)、中には、
「本当にブロックチェーンが必要なの?」
と首を傾げてしまうようなホワイトペーパーもあります。
この事業に、なんでブロックチェーンが必要なんだろう?
そもそも、ブロックチェーンは、ビザンチン将軍問題を解決する満場一致の仕組みです。
全員で中身を検証し合い、改ざんできないというもので、オープンなものをブロックチェーンと言います。
世界中の誰もが見られるものをブロックチェーンと言います。
例えば、AさんからBさんへ送金されて、ちゃんと受け取ったというのが丸見え、誰でも見られて検証し合えるというのがブロックチェーンです。
契約書とか、カルテとか、個人情報、登記簿とか入っているものを、なんでブロックチェーンにしないといけないのかよくわかりません。
(イーサリアムのスマートコントラクトの「コントラクト(契約)」と契約書は、意味が全く異なります。)
それだったら、サーバー一つで、クローズの環境で、httpsでも、VPNでも暗号化されたファイヤーウォール内でやれば良いだけのことですよね。
ブロックチェーンの「ハッシング」と「シグネチャ」と、暗号化とは別ですからね。
最近、「プライベートブロックチェーン」という言葉が出てきてますが、高いコストをかけて、ブロックチェーンを維持して、わざわざプライベートにする必要があるのでしょうか?
言葉の矛盾ですね。真逆です。
その辺りも、ホワイトペーパーを読むコツとして、知っておくと良いかも知れません。