明日、明後日は、渋谷でマイニングサミットが開催されます。
現在、マイニングサミットに参加する中国の業界トップリーダーと行動を共にしています。
マイニングサミットに向けて、ちょっとやることが目白押しなので、投稿ネタが書き込めなくて、ワン太郎から催促されました汗。
さて、そのトップリーダーとは、ビットコインをフォークして新しいビットコインの流れ「ビットコインゴールド」を作ったジャック・リャオ氏。
グーグルの現役天才エンジニアとBTGを作りました。
今はまだ評価が高くなく、時価総額も30位にギリギリ入る程度。これからですね。
でも仕事の量がすごい。
来日前も毎朝8時からウィチャットで会議をしていましたが、よく考えたら中国では7時です。もう普通に仕事していますね。
そのノリで日本でも仕事しますから、相手をするこちらも大変です(^^)
朝から夜までギッチリ仕事を入れていて、今回は日本にある取引所への営業に同行しました。
ここは中国人の社長でしたので、かなりの部分を中国語で会話していたこともあり、細かい内容がわかりませんが、熱さだけは伝わってきます。
そのテンションで仕事を終え、あと一人の仲間と三人で夕食に行きました。
居酒屋でしたが、中国人特有の乾杯の後の一気飲み。何回もやらされて、相当酔いました。
普通はそれでダウンですが、まだまだ。その後もう一軒つき合わされました(汗)
やはり世界を股にかけて仕事をする人は、元気ですよね。当たり前ですが(^^)
彼は今回のサミットを終えた後、その足でアメリカに飛びます。とにかく世界中のコンベンションに顔を出し、コネクションを作って、自分たちのマーケットに呼び込みます。
もちろん敵も多いでしょうが、それは仕方ないことですかね。
そのジャックのサミットでのプレゼンテーマは、一つがAI(人工知能)とマイニングの融合。これは興味深いですよね。
私は3年以上前にマイニングを始めた時から、間違いなくAIが絡んでくると言い続けていました。ただそれが今。
思っていたより早かったです(^^)
イーサコインが誕生します
そしてもう一つが、イーサリアムの新しい流れ、「イーサコイン」です。
ジャックはビットコインに続き、イーサリアムのフォークを手がけます。
前回書いたように、ASICという専用マシンがBTCマイニングの中心です。これは大きな資金を投入する必要もあり、なかなか日本人にはハードルが高いです。
また、一般人には扱いづらく、高熱、騒音を考えると専門工場が必要となります。
ジャックは、このASICの流れを忌み嫌っています。
誰もが簡単にマイニングに参加できることが、そのコインのブロックチェーンシステムを安定させる一番の方法であり、特定少数の人たちがその利権をガメってしまうことは、最終的によくないことが多いと思っています。51%アタックなんて、その最たるものですよね。
そもそもコインって通貨を目指すわけですから、その発行責任を少数の一般人が担うことは確かにおかしいですよね。
GPUとASICでは、その担保となるノード数が違いますし、GPUマイニングは、「みんなのマイニング」となる傾向が強くなりますね。
ジャックのビットコインゴールド(BTG)、そしてイーサコイン(ETE)はどちらもGPUでのマイニングしかできないような設計になっています。
ASICが開発されたら、すぐ仕組みを変えて、マイニングができなくなるようにします。
私は、このイーサコインをフォークした瞬間から、掘ろうと思っています。
一般的にフォークした時は、マイナーがすぐに付いて来ません。たくさん掘れますよ、最初は。
イーサコインを掘りたい仲間も募集しますから、ぜひ(^^)