この業界に入って、昨年いろいろなところに行きました。まずは第一弾で中国雲南省。
この地の高山にあるマイニング工場への投資です。
行く前に調べたところ、「雲南省の公衆トイレは中国一汚い」とありました。
これだけで行く気がしなくなりますよね(汗)
公衆トイレに入らないよう、外での飲食は控えめにしていました(笑)
雲南省の中心地は昆明(コンメイ、中国ではクンミン)。人だらけで、電動バイクがそこら中で走っていました。基本的に、もし跳ねられたらボサッとしている方が悪いという空気があります。もちろん免許がないですから、保険にも入っていません。本当に跳ねられたら大変です。
その中心地から車で2時間半。山道を延々と上がって行きます。中国人は運転が荒っぽく、山道の片側一車線で前の車をどんどん抜いて行きます。何度も正面衝突しそうになって生きた心地がしなかったです。この地域には、苗(ミャオ)族という少数民族が住んでいて、ちょっと中国っぽくない感じです。道端では牛や馬の解体をしている人がいて、普通に食欲なくなります(笑)
やっとの思いで到着した工場は簡単な掘建て小屋で、埃対策が弱いと直感しました。すでに動いていたGPUも埃をかなり被っていたので、耐久年数は短いでしょうね。
それでもダムに隣接してかなり電気代が安かったので、利益率は良いと思いました。あとで聞いた話ですが、電気が安い理由は、そのダムで作られた電気を盗んでいたとのこと。二年に一回しか検査に来ないので、その時だけ正常に戻せば良いという考えです。
盗んだ電気なら三円で売ってもそれだけで利益です。
本当に無茶をしますよね。今も世界各地で二円とかの価格提示をしてくる工場がありますが、そもそも設備投資がかかっていますので、その価格は????です。
安かろう悪かろうというか、へんな犯罪に関わりたくないですね。
中国ではコピー商品が横行していて、人のものを真似して販売することに罪の意識を全く持たない人も多いです。ルイヴィトンの直営店でもコピー商品が売られていますよ。店員が本物と入れ替えるらしいです(汗)
まあこの中で電気を盗むことへ罪悪感を感じないのは必然でしょうかね・・・・・・
そして案の定、運用はうまく行きませんでした。電気を止められたからしばらく配当できないと言って実は掘っていたコインを横取りしたり、故障したGPUは放置されて想定マイニングができなかったり。。。。
中国は騙されないようにと言っても、このような次元の低い人たちと連むからでしょうね。
ハイクラスの方々は、こんなケチな騙しはしないです。
さて、トイレの話はここではやめておきます(笑)