中国からBTG、ETE(イーサリアムの新しい流れ)を創設したジャック・リャオが来ています。(注:先週の執筆です。)
彼の日本の窓口になっていて、必ず日本では弊社に立ち寄られます。
実はこの人、ビットコインを??万枚持っています。すごい数です。そしてその同等数のビットコインキャッシュをエアドロップで受け取り、自分が作ったBTGも同様にもらうだけでなく、創設者としての利益をたっぷり取っています(^^)
余裕ありますよね、先月はほとんどアメリカ、カナダで動いていました。何があっても生涯楽できるのに、何が目的であれほど走っているのか。。。。まあ、余計なお世話ですけど(笑)
今回の来日目的の一つは、冒頭にありますニューイーサリアム「イーサコイン」の打ち合わせです。
イーサコインは、ジャックの言葉では、「イーサリアムのフォークではなく、アップグレード」です。
現在イーサリアムは、価格の低迷が酷く、ホルダーは「塩漬け」状態になっていると思います。その中での新しい潮流は、この低迷から逃げ出すチャンスかもしれません。
元々、イーサリアムはGPUというマイニングマシンでしか掘れない仕組みです。このGPU
でマイニングする仕組みこそが非中央集権の原点であり、ブロックチェーンがもっとも安定することとなります。
しかしながら、このイーサリアム専用のスーパーマイニングマシンであるASICが開発されました。これは電気代、騒音、専門性などの問題もあり、大資本でしか対応できません。大企業がその全てのコイン採掘を牛耳ってしまうことも考えられます。実際、ビットコインは見かけ上は多くの会社がマイニングをしているように見えますが、中国の大手ビットメイン社の系列会社を含めたグループがその大半をマイニングしています。
非中央集権であるからこそ意味があるビットコインブロックチェーンも一民間企業がコントロールできてしまうことには、少ながらずの杞憂を感じます。
イーサリアムは今回のことがある前から、開発元であるコンセンシスが一般的なマイニングシステムをやめるという発言をしていました。ASIC競争になるか、マイニングをやめるか、という流れが出来上がっていたのです。
そこに一石を投じたのが、ジャック率いるイーサコイン開発チームです。
GPUマイニングをずっと続ける、現在設定されていない発行枚数の上限を決める、ガスという手数料をやめるなど明確な設計思想を打ち出しています。
イーサリアムのGPU工場に投資したマイナーは世界中にたくさん存在し、これらのマイナーからの支持を得られる可能性もあります。
またイーサリアムのトークン開発プラットフォームとしての再評価をイーサコインで行いたいとしています。そうすると、イーサコインで投資を募りますから、イーサコインを買ってくれる人が増えますよね(^^)
どうなるかわかりませんが、仕掛け側に回ることは楽しいです。
ジャックが来てから毎日会っていますし、飲む回数も増えました。
楽しい奴ですからいいのですが、元気過ぎて疲れます(^^)
これから色々な情報、人脈を紹介してくれることになるので、ビジネスの幅は広がっていくと思います。
この業界は、「コミュニティ」が大事です。