世界ナンバーワン・データベース会社であるオラクル社でサラリーマンをしている時、ソフトバンク社を担当したことがあります。
彼らはもともとコンピュータソフトの問屋さんでしたが、今では投資会社の様相を呈していて昔の雰囲気はありませんが、今でもオラクル製品の大手販売会社でもあります(^^)
シンクタンク担当の営業責任者に異動となったので、お世話になったソフトバンクの方々にお礼のメールを打った時のこと。
ところが何を思ったか、当時の担当者だけでなく孫社長を含む経営陣にも一緒くたにしてメールをしてしまいました。なぜだか今ではわかりません(汗)
オラクルとSBの間は私が担当するまで、お付き合いがほとんどなかったのですが、私がある提案をしたことで大きく飛躍しました。多分数千%売り上げが上がったと記憶しています。と言っても売り上げがほとんどなかったところに売り上げがついただけですが(笑)
皆さんへの御礼メールには、そのことを書き添えていました。。。。
そして孫社長を含めた一斉メールに対して最初に返信をいただいたのが、
孫社長でした。
売り上げが上がったことで喜んでいただきました。もちろんお互いにプラスになったのですが、私に対しての感謝の気持ちをしっかり伝えていただきました。
そして二番は宮内常務。現在のソフトバンクモバイルの社長です。
三番も石川常務。
その次に購買担当者、購買課長と続いて、あとはポツポツと反応があったり、なかったり。。。。
もちろん当時のモバイル環境が今ほどではなかったこともありますが、それにしても全ての人が返信して来られたわけではない中、一緒くたにされた(大汗)孫社長はそんなことより、お互いのパートナーシップが向上したことを素直に喜んでくださり、私のような下々の者にきっちり礼節を尽くされたのです。
なんだか成功者の行動哲学を垣間見るようでした。
誰に対しても感謝する気持ちって大事なんだなと。
あれから何年たったでしょうか。多分20年ぐらいだと思います。
あの時よりさらにスケールアップしている彼らを見ると、自然と行動が変わります。
孫さん(当時そう呼んでいました、失礼)が、東北の震災で楽天の三木谷社長やユニクロの柳井社長がいち早く10億円の寄付をされた時、少し時差があっての行動になりました。
ツイッターで、「孫さんは何かしないのですか」という問い合わせに、「今準備しています、しばらくお待ちください」と返されていたので、同様の寄付を考えているのかなと思いきや、なんと100億円。それだけでなく今後取得する予定の役員報酬も寄付すると言われ、思わず涙が出そうになりました。
妻はそれをみてdocomoからSOFT BANKに変えました。
そんな人は結構いたのではないでしょうか。
今ではお会いしても覚えていらっしゃらないとは思いますが、素晴らしい経験をさせていただきましたことに感謝しています。
ワン太郎も私が誘ったクリプト業界で、随分いい思いができたと言って感謝してくれます。
ワン太郎にも備わっていますね、日頃から感謝をする気持ちが(^^)
感謝の気持ちって、本当に大切です。
立派な人ほど、感謝の気持ちが自然に出るものです。
美しいですね。ありがとうございます。(追記:ワン太郎より)