織田信長が、本能寺で明智光秀の謀反を知り発した言葉として有名です。「是非にあらず」とも言われます。
簡単に言えば、「仕方ない」というような意味ですが、この言葉の解釈は分かれます。すでに追い込まれているので、これ以上何をしても無駄であり諦めの境地としての言葉という説。
信長は癇癪持ちで、カッとなるとちゃぶ台をひっくり返す星一徹みたいな人のイメージありますしね(^^)
余談ですが信長は声が非常に高く、それをコンプレックスとして、大きな声を皆の前で出さずに行動したことが奇行と呼ばれただけで、実は用意周到だったという話もあります。
本能寺では、付き人の女性陣を逃がすことを最優先したと言われており、とても紳士的。
そして自分自身が女装して逃げる手もあったのではとも言われていますが、それを頑なに断ったところは、それこそ「是非に及ばす」ですね。
しかしもう一つの解釈で、是非とは謀反人が明智であろうがなかろうが、すぐに応戦すべきであるとして発した言葉という説。
こちらの方がしっくり来ますね。
自分の置かれた立場をしっかり把握して、最善を尽くす毅然とした態度。
リーダーは孤独です。
クリプト業界も有頂天になっていた昨年から、一気に同時多発的に本能寺の変が起こったような勢いです。
時代を破壊した信長から、新しい時代を創造する秀吉のフェーズに来ているかもしれませんね。時代を維持する家康フェーズまではまだまだかかりそうですが(^^)
是非に及ばす。
