先日のブログで(12月6日に投稿)、ダイエーの創設者である故中内功氏について簡単に書いたのですが、この方の話で強烈なことを思い出しました。
彼は若い頃戦争で前線に送られました。場所は失念しましたが、フィリピンかどこかの島です。
そしてそこで空からの攻撃やゲリラなどと対峙していたと。。。。
毎日が死に直面していて、いつ死んでもおかしくない中、最も怖かったのは戦闘機でも敵兵でもなかったとのこと。
「同期の桜」です。
尋常でない食糧不足で、その飢餓たるや究極を超える状態。
隣で寝ている味方兵にいつ食べられるかわからなかったそうです。もちろん死んだ兵士は。。。。
そこからなんとか日本へ戻ることができた氏は、自分は一度死んだようなもの、二度目の人生に怖いもの無し。
それでダイエーを立ち上げたそうです。時代の潮流に乗って一気に大きくなりましたが、最後はご子息を後釜にと無理をされたことで影の薄いフェードアウトとなりましたよね。
豊臣秀吉の秀頼を思う気持ちと似ています。
それでも昔の人はすごいです。我々には到底真似できないハングリー精神、なにくそ魂が基本的に備わっているような。
日本、中国、韓国という東アジアの民族は総じて優秀と言われていますが、それでも大きな違いは上記のような精神が今の日本人には欠落していると思います。
中国人、韓国人と仕事をする機会が増えました。
彼らは強いです。
負けてられません、日本人として。
そしてブロックチェーンを作った「ナカモトサトシ」という日本人の英知を備えた人(グループ)に恥をかかせないようにクリプト業界で前進していきたいと思います。