東芝が世に打ち出したノートブックパソコンのさきがけです。それまでは、ラップトップというタイプでカバンぐらいの大きさでした。ちなみに英語ではノートブックもラップトップと呼びます。
コンピュータ会社のサラリーマン時代、わたしはこのダイナブックの初代モデルを持ち歩いていました。東芝担当だったこともありますが、会社から支給されたものです。
ある日、友人の家に出張帰りに遊びに行きました。彼がまだ帰宅していなかったので、近くの居酒屋に入りました。そこで、ちょっとダイナブックを開いて見ていたら、まったく知らない人から声をかけられ、触らせてくれと言われました。初めて見る小型パソコンだったのだと思います。
まだウィンドウズが搭載されていないパソコンでした。今から30年近く前です。
その後も、担当していたソフトバンク社の名古屋営業所に営業に行く際、時間調整を兼ねてカフェでそのときのプレゼン内容をパワーポイントを使って確認していたら、その画面の動きを見て周りが目を丸くして見ていました。
それも25年ぐらい前だったように記憶しています。
今、新幹線に乗ってパソコンを触っている人を見ないことはありません。そしてそのパソコンより簡単にイン
ターネットに触れるiPadなどのデバイスが普及したことで、これらを触れること、持っていることなどで自慢になることはありません。
間違いなく普及したものは、使い勝手もコストもユーザーにとって格段にやさしくなります。
自分たちのビジネスモデル、商品を普及させること。
この生みの苦しみを乗り越えたとき、すばらしい結果が待ち受けていると思います。
今はクリプトの先にある皆が熱狂して使える仕組み作りを目指して前進しています(^^)