日本には財閥系大企業が多くありますが、それらのトップはすでに創業者ではありません。
そしてそのほとんどはサラリーマン社長。
新卒で入社して、勝ち抜いた人たちです。だから根回しがうまいかもしれませんが、トップダウンで経営の舵取りをできるタイプも少ないと思います。
一方、欧米ではそのような社長はほとんどいません。
カルロス・ゴーン氏が良い例(悪い例?)ですが、いわゆる経営のプロが執行にあたります。
その昔、IBMの再建にナビスコからルイス・ガースナー氏が呼ばれた時には驚きました。お菓子とコンピュータでは、まったくの畑違いですが、経営の根本は同じということですね。
JALの再建をした稲盛氏も、JAL社内には八百屋の経営すらできる人材がいないと揶揄したのは、記憶に新しいです。
日本の会社が強くなっていくためには、この流れを変える必要があると思っています。
新興国のトップは、ほとんどが創業者。
中国のアリババ、テンセント、ファーウェイ。。。。。
そしてアメリカの会社のトップもその道のプロが中心。
競争になりません。
ブロックチェーンがどの程度、この旧態依然とした仕組みを壊すことができるのか。
楽しみですね(^^)