こんにちは。
ワン太郎です。
Mr.Oちゃんからイーサコインのお話を聞いて、だんだんと全体像が分かってきました^_^
完璧には理解してないのですが、ワン太郎の所感を書いてみたいと思います。
イーサコインの上場はいつ?
先日のイーサコインミートアップで、ジャック・リャオ氏は、イーサリアムがPOWからPOSへ移行したときが、イーサコインの上場目安ということを話されていました。

現在、イーサリアムは、新しいスケーラビリティを目指して、Ethereum2.0への開発が行われています。
これが本格的に移行した時が、スケーラビリティも含めて、POWからPOSへの転換期です。
現段階では、2020年1月3日がアップデートの実施予定日です。
いくつものフェーズに分かれていて、POSへは最初のフェーズだったかと思います。
コミュニティの存在は大変重要
目指すところはその通りなのですが、やはり、イーサリアムにもコミュニティが存在するのは事実です。
Ethereum2.0に移行するにあたり、Ethereumコミュニティ内での議論が行われています。
ビットコイン同様、どこのコミュニティでもそうですが、相変わらず、賛成派、反対派がいるものです。
コミュニティがあっての非中央集権コインだからです。
例えば、「EIP-2025」の議論。
これは、Ethereum2.0へスムーズに移行するために、Ethereum1.xの開発チームに報酬を出すという議論です。
コミュニティでの議論はこちらを参照。
具体的には、18ヶ月間ブロック報酬をブロックごとに0.0055 ETH増やし、合計で17050ETHの資金を開発チームに与えるというもの。
ただ、これをすると、17050ETHは今のレートでいうと、3億8000万円にも相当するということです。
イーサリアムの時価総額からすれば大した額ではありませんが、勝手にイーサを抜かれることに対して、インフレが起こってホルダーの価値が下がるから反対するというグループもいるのです。
たかがこんなことに対しても、賛成派、反対派がいるとうことです。
財団が負担すれば良いのに、とも思いますが、こういう議論は一例であって、ごちゃごちゃしながら、ゆっくりと進んでいくことになるかと思います。
発表の通り、POSへは移行するのですが、それに合わせてイーサコインが「いつ上場するか?」という具体的な日程がジャックから出なかったのは、おそらく、「Ethereum2.0のアップデートが完了してから」のコミュニティの動きを見つつ、タイミングが重要とのことでしょう。
POS反対派の動きもあることでしょうし。
ジャック氏は、その反対派コミュニティを取り込むつもりではないかと感じました。
通常なら、ビットコインのようにそのままフォークです。今回の場合は、ジャックが立役者になります。
つまり、ポイントは、そこです。
未来は誰にも分からないからこそコミュニティの力が必要
確かにコミュニティがあっての非中央集権コインです。
ただ、Ethereum2.0のスケーラビリティの向上により、あらゆる決済システムがスムーズになって、イーサリアムが爆上げするかもという可能性もありますし、逆にイーサコインが非中央集権の代表的なコインとして独り立ちして注目を浴びるかもという可能性もあります。
「未来はどうなるか?」なんてことは、誰にも全く想像がつきません。
ただ、どう転んだとしても、そこから発生する問題点が出てきて、完璧を目指していく過程において、再び議論が始まるのが生きたコミュニティという考え方もあります。ただで崩れるとは考え難いです。
コミュニティの意見はとても大事なのです。
言えることは、初期から参加することの大切さ。
どの分野に対しても、先行者の旨味がありますし、これは、Mr.Oちゃんが、以下のように、常におっしゃっています。
「私は『フライング・マイニング』と名付けましたが、上場が決まっていてもまだ世に周知されていないことは、大きなメリットが隠されている可能性があります。」
とのこと。
ワン太郎は、個人的にはジャック氏のイーサコインを所持してますが、皆さんと同じホルダーとして参加するにあたり、ここを一番理解して参加しています。
そして、言うまでもなく、初期ホルダーとしてのコミュニティでの発言権を持てることにも期待しています。
結局、ビットコインでも、140万円に上がったかと思えば100万円切りますし、値が下がろうと微動たりともしない人たちは、ビットコインが安いときから最初に所持していた人たちです。
一般の人が、こんなに値が上下するビットコインを、途中からドカンと購入して参加しようと思わないですよね?
ワン太郎は思いません。後発からのコミュニティ参加と言っても個人的に意味がありません。
ただ、最初から所持できるからという理由だけで、何が何だか良くわからずして参加されるのは良くないことです。
何故なら、今回のフォークは、真反対から狙って攻めるものだからです。
しかも、ジャック氏以外、誰もやらないことだからです。
何か問題があれば、コミュニティで育てていくものだと思っています。
「これからどうして行きたいのか?」
「コミュニティで何を提案していきたいのか?」
コミュニティで発言力を持とうとする真剣な方々が参加され、その規模が大きければ大きいほど、結果的にビットコインやイーサリアムのように世の中を巻き込んで大きなものに繋がっていくはずです。
つまり、イーサコインは、非中央集権だからこそ、それが出来る可能性があります。
コミュニティ自体が育たなければどうしようもないわけですが。
ただし、暗号資産は非中央集権コミュニティだからこそ、ここまで盛り上がって来たというのも事実。
当然、そのコミュニティとは意見が合わないというグループがあれば、イーサコインからフォークしていく「イーサコインゴールド」のようなものも出来るかもしれません^_^
「またフォークか?」
と思われるかもしれませんが、非中央集権というのはそういうものです。フォークして存続しようと思うのもコミュニティがあってのことです。
クジラの出口的な無意味なフォークというのもたくさんありますけどね汗。
ジャック氏は、コミュニティの大切さをしきりに話してました。
値がつくのもつかないのもコミュニティにあると。
そして、そのコミュニティは、三つの種類があるのだと。
興味のある方は、そこを理解した上で、Ethereum2.0や、POW、POS、非中央集権、フォークの流れについて、良く調べて、良く理解してみてから参加されると良いかと思います。