混沌が続く米国。FRBパウエル議長証言。

おはようございます。
ワン太郎です。

テスラは、190億ドルの現金資産のうち15億ドル分のビットコインを購入したので、現金資産の約8%はビットコイン資産と大きな割合を占めていました。

ところが、イーロン・マスクによる「ビットコインとイーサリアムは高く見える」の発言でビットコインは一気に下落。二日間も。

日足ビットコインチャート。ボラティリティが激しすぎる。

当然、資産の大きな割合を占めるビットコインが下落すれば資産が減るという不安からテスラ株も暴落。
株価は11%も下落しました。
投資家は反応が早いですね。

マスク氏、1日で1.6兆円失う-テスラ株急落で世界一の富豪から陥落

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-23/QOZ49IT0AFB401

分かりませんが、こうなると、JPモルガンも言ってましたが、もう他の企業でビットコインに追随するところは多くないかも知れません。

ただ、Q9キャピタル(香港)のマネジングディレクター、ジェームズ・クイン氏は、今月に入ってほぼ一本調子で上がってきたことを考えると、ある程度の売りが出るのは当然で健全と指摘。

https://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN2AN0IW

とくに気にすることもないというスタンス。
個人的には良く分かりません。

今回の大幅下落は、レバレッジを効かせた個人投資家による利確という噂があります。
どこからどれくらいのポジションを持ってたんだろ?
テスラ以降の提灯勢がかわいそう笑。
まさかマスクが仕掛けた?なんてことないと思いますけど。
マスクは、「法定通貨より少しマシ」ならそれで良い人ですからね。

ただ、昨日から全体的に株価下落傾向です。
ナスダックなんてちょっと注意したほうがいいレベルですね汗。

ビットコインは、どこまで下がるんでしょうね。

それから、0時から先ほどまで、FRBパウエル議長証言がありました。

パウエルFRB議長は、金融緩和を維持する方針を再表明。
最近のインフレ上昇も「一時的」との見方を再表明。

「インフレに関して1970年代の過ちを繰り返すつもりはない」。

速やかな金融緩和策の出口戦略実施への警戒感が後退し、株価下落は下げ幅を縮小しましたが、為替相場の方向感は引き続き無しで動かずです

財政赤字に対する具体策の発言は無し。
「今は考える時ではない」とのこと。

たしかに今は考える時期ではないですが、いずれは大変な事態になりそうですね。

インフレの「1970年代の過ちを繰り返すつもりはない」と言っても、それを一番警戒しているのがサマーズ氏。市場も多かれ少なかれ警戒ムード続行ですね。

この具体策についてもパウエル議長からは発言無し、というか、考えてる最中でしょうね。

さらに、パウエルFRB議長は、「見通し改善による資産価格の上昇は健全な兆候」とのこと。

また、21年の成長見通しを引き上げへ。

いやいや、それは、市場は折り込みに行ってるだけで、成長見通しを引き上げるのは市場への安心感を与えるためではないでしょうか?

アメリカには、なんとか踏ん張って欲しいです。

ただ、金融緩和を維持し続けるので、市場は潤いますね。

〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の議会証言要旨

https://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N2KT3HJ?il=0

参加しましたー^_^

毎日記事を配信しています。ご登録(BAND)お願いします!

毎日記事を配信しています

当ブログは SDGs を支援しています

当ブログは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています