こんばんは。
ワン太郎です。
まず、昨日、ロシアの陰謀論に中国が同調。
「ウクライナの危険な病原体は全てこうした研究所に保管されなければならず、全ての研究活動は米国側が主導している」
すると、さきほど、米国は、
【速報】米国、ロシアが化学兵器を使用する可能性を警告
売られた喧嘩は買わないと。
何が正しいのか分かりませんが、でっち上げ嘘で、あたかも真実が如くお互いを罵り合っているのではないかと思います。
真実かもしれませんが、ここまで情報テロが多くなってくると分かりません。
ところで、注目のアメリカCPIですが、
米2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.8%と、1月+0.6%から伸びが拡大し予想に一致した。昨年10月来で最大。前年比では+7.9%と、やはり伸びが1月+7.5%から拡大し、1981年以降41年ぶり最大を記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している燃料や食料を除いたコア指数は前月比+0.5%と、伸びは1月+0.6%から鈍化。予想に一致した。前年比では6.4%と、1月+6.0%から伸びが拡大し、予想通り1982年以降40年ぶり最大を記録した。
7.9%は高いですよね。かなりインフレ拡大。
先日、雇用統計で労働者賃金は増えていませんでしたので、アメリカ国民にとっては大変です。
ただ、物価が7.9%ということは、たとえば、金利が2%としますよね。
企業からすると、物価が7.9%なのに、2%でお金を借りることができるわけですので、ある意味お得感があるという見方もできます。
でもインフレで、景気が後退すれば、スタグフレーションですから危険です。
なので、ウクライナ問題がありますけど、アメリカとしてはインフレを主軸に置くしかないわけですね。
通貨安はインフレにとって良くないので、ドルは底堅く推移し、ドル円は116円台で動いています。
ただ、もう折り込んでいる気もしないでもないです。
次にECB。
ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「インフレは短期的に非常に加速する可能性」と述べた一方、「経済環境は極めて不透明」「成長見通しへのリスクが著しく増大した」などと発言。ユーロ圏経済の物価上昇と景気悪化が同時進行するスタグフレーションへの懸念が強まり、ユーロ売りが進んだ。23時30分過ぎには一時1.1000ドルと本日安値を更新した。
あっちもこっちもスタグフレーション懸念。
ユーロドルは一旦反発上昇していましたが、一転下落。インフレというのにますます通貨安が足を引っ張りますね。
こうしてみると、買うなら核兵器に関係ない南半球通貨でもあり、利上げを示唆している豪ドルが良いですね。
ユーロを売って豪ドルを買う。
つまり、EURAUDのショート。
ただ、ボラティリティが高すぎるので危険です。