こんばんは。
ワン太郎です。
先週18日に発表された日本の消費者物価指数です。
主に生鮮食品、エネルギーの物価が上昇しています。
スーパーの魚が高いですよね。
牛肉も約10%も上がってます。
都市ガス代が約23%。
賃金は上昇しませんけど。
消費者物価指数
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(1) 総合指数は2020年を100として100.7
前年同月比は0.9%の上昇 前月比(季節調整値)は0.5%の上昇
(2) 生鮮食品を除く総合指数は100.5
前年同月比は0.6%の上昇 前月比(季節調整値)は0.4%の上昇
(3) 生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は99.2
前年同月比は1.0%の下落 前月比(季節調整値)は0.2%の上昇
前年同月比(寄与度)
食料 生鮮魚介 12.4%(0.14) ・・・・・ まぐろ 16.9%(0.04) など
生鮮野菜 7.5%(0.14) ・・・・・ たまねぎ 66.3%(0.07) など
生鮮果物 12.6%(0.12) ・・・・・ いちご 18.7%(0.05) など
調理食品 2.2%(0.08) ・・・・・ 調理カレー 16.1%(0.02) など
肉類 2.2%(0.06) ・・・・・ 牛肉(輸入品)11.1%(0.03) など
外食 1.1%(0.05) ・・・・・ 牛丼(外食)9.1%(0.01) など
住居 設備修繕・維持 1.6%(0.05) ・・・・・ 火災・地震保険料 1.7%(0.01) など
光熱・水道 電気代 19.7%(0.63)
ガス代 16.5%(0.24) ・・・・・ 都市ガス代 22.9%(0.20) など
他の光熱 33.5%(0.13) ・・・・・ 灯油 33.5%(0.13)
交通・通信 自動車等関係費 4.3%(0.38) ・・・・・ ガソリン 22.2%(0.42) など
教養娯楽 教養娯楽サービス 1.6%(0.08) ・・・・・ 宿泊料 6.0%(0.05) など
下落
家具・家事用品 家庭用耐久財 -3.4%(-0.05) ・・・・・ 電気冷蔵庫 -22.3%(-0.05) など
交通・通信 通信 -33.8%(-1.50) ・・・・・ 通信料(携帯電話)-53.6%(-1.48) など
ということで、上昇していますね。
ただ、海外に比べるとたいしたことないです。
ですので、日銀は、今後も緩和策を継続するとのことです。
アメリカみたいには賃金は上昇しませんけど。
日米金利差が拡大していきますので、どんどん円安になっていきます。
日銀黒田総裁からは、円安は日本にとってはプラス材料との発言もありました。
黒田総裁
「最近の輸入物価の上昇については、ウクライナ情勢を受けた国際商品市況の急激な上昇がありまして、為替、円安というよりも、ドル建てで見た原油などの資源価格上昇の影響のほうが圧倒的に大きくなっているわけであります」
とのことで、
「金融を引き締める必要はない」と、今の大規模な金融緩和策を続ける方針を強調しました。
てことで、方向性としては、ひきつづき円安。
ただし、先週の日記でも少し書きましたが、アメリカのイールドカーブのフラット化が進行しているのも事実。
長期債の利回りがあまり上昇せず、短期債の利回りが追い付いてきて差がなくなってフラット化。
これは、アメリカ経済の景気後退要因となりますのでドル売り要因。
大きな流れは円安ですが、どこで円高調整相場になってくるかわかりませんね笑。
それが分かればみんな苦労しません笑。
いつも思うのですが、テクニカルだけのトレーダーさんてスゴいと思うんですよね。
個人的にはファンダと両方ないと、この難解相場は乗り越えられないと思うんですよね。
どうでしょう? 分かりませんが。
たとえば、
23日にはいよいよイギリスの消費者物価指数が出ます。
上がっていたら追加利上げ観測でポンドドルの上昇を狙う?
また外されるか笑?
なんてことも考えながら仕込めるし、
それに、3月のこの時期は、日本企業による大規模なレパトリが行われる可能性が高いです。
レパトリというのは、海外で運用している資金を日本に戻す動きで、ドル売り円買いになります。
今現在、ドル円は119円を上回っていますが、ここからの高値追いはなるべく控えたほうが良いかも?と、個人的に。
もしかしたら、キリ番の120円をつけたあとに下落してくるのかどうかわかりませんが、今週以降、数日間は調整相場になるかもしれません。
それが月曜日からなのか火曜日からなのかわかりませんが、月曜日は日本市場は休場ですから火曜日からか水曜日からかわかりません。
ドル売り要因となれば、ドルストレートは上昇しますよね。
23日にCPIが発表されるポンドドルはロングの狙い目ではないかと考えているところです。
もちろん豪ドルドル、ユーロドルも。
ユーロ円やポンド円などのクロス円は、火曜日か水曜日あたりから、円買いということであれば、おそらく一旦下落方向ではないかと思いますけど?
であれば、タイムサイクル通りでもあるんですよね。
たとえば、ユーロ円。

ユーロ円の日足。先週木曜日終了時点で、TD Sequential Ultimateで「7」をカウントしていますので、金曜日は「8」あと1日で「9」をカウントします。「9」は小反発を示唆しますので、その足か次の足から一旦下げではないかと推測できます。それまではまだまだ上昇目線継続。
ということで、ファンダとテクニカルの両方で戦略も立てられるし、こういうファンダのスケジュールがテクニカルを裏付ける根拠ともなり、とても重要だと思うんですよね。
つまり、どちらも100%完璧ではないので、両方でお互いを補うわけです。
ということで、今週は大変重要な週になりそうです。
いつものように個人的見解ですので参考までに。
そういえば、最近大きな地震が起こりましたよね。
個人的にはもう慣れたという感じで特に日記にも書いてませんでした。
ウィルス感染に海底火山噴火に戦争に地震に…いろいろありますね。
そのうち隕石衝突とか?
ともかく、何もないまま一生が終われない気がしますが、明るくがんばっていきましょう!
暗いのは嫌ですからね。