おはようございます。
ワン太郎です。
昨日のポンド円はやりにくかったですね。
下げそうで下げない相場がずーっと続き、結局小動きのまま終了したという相場でした。ふつうは下落しそうなチャートなんですけどね。
ドル円を見ていると円売りが加速し、124円台が定着しているように見えます。
強いので、ポンド円はこれに踏み上げられて下げ切らないという感じでしょうか。
しかもドルストは下落の流れができるわけでもなく、下げてもまた同じ値に戻ってきてしまいました。
原因としては、欧州通貨について、ユーロドルは重要なサポートラインに到達していますから材料がなければ下げ切らないというのもあるのでしょう。
以下、週足のユーロドルチャート。
週足ですから強烈なサポートラインで反発して下げ切らないです。

週足ユーロドル。このラインを下抜けたら、いよいよズドーンと下げそうなのですが、こういうタイミングで「ECBが5月に計画より前倒しで資産購入策を終了し6月にも利上げを開始するとの見方に伴うユーロ買いが優勢」で反発。
ドルストは全体的に似たような動きになっていましたので、クロス円が下げ切らない原因でもあるでしょうね。
ということで、クロス円は膠着状態が続いています。
これだと来週も難しいですね。
ユーロドルが反発上昇してきそうな雰囲気もありますので。
ところで、先日のFOMC議事録の話に戻りますが、連邦準備制度総資産の圧縮について。
連邦準備制度総資産の圧縮はQT(量的引き締め政策)とも呼ばれ、具体的にはFRBの金庫に在庫となっている債券を減らすことを指します。
連邦準備制度総資産の圧縮は5月4日の次のFOMCから徐々に着手され、そこから数えて3回目のFOMCである7月27日のFOMCまでにフルスピード、すなわち毎月米国財務省証券を600億ドル、住宅抵当証券を350億ドルのペースで減額するペースに到達する。その後はこの減額幅、すなわち合計950億ドルのペースを維持する
利上げの上に強烈な引き締めです。
じゃぶじゃぶのドルの引き締めですので、今後は株価にとってはネガティブ。
この中でビットコインの動きがどうなってくるのか?は要注意です。
5月からです。