こんばんは。
ワン太郎です。
始皇帝が暴君だったと決定づけたのは、後の漢以降で、秦が早く滅亡してしまったために歴史の整備が追いつかず、秦を擁護する記録がほとんどなかったことが理由の一つだそうです。
近年は木簡などが多く見つかっていて、新しい始皇帝像が作られてくる可能性があります。
案外、良い人柄だったのかも知れません。
個人的には、不老不死の薬を探せと公布するほどお茶目な人柄という面もあると見ています。
儒者を穴埋めにしたのは、実は、儒者ではなく神仙の術を使う者たちを穴埋めにしただけで、それを漢代以降に儒者とすり替えられたそうです。
これが暴君のイメージを付けてしまった原因。
個人的にもそう誤解していたこともあります。
ありがちな事ですね。
個人的には始皇帝は英雄だと思っています。
それから、キングダムをまだ全部見ていないので分かりませんが、キングダムでは呂不韋が母親の愛人という設定になっています。
ところが、司馬遷は、「史記」の中で、呂不韋は始皇帝(政)の実父と言っています。
たしかに、呂不韋は大きな役割を担っていたことは確からしいですね。
歴史の謎を探るのはとても面白いです。
ところで、相場の話。
ECBの利上げ有無はもはや問題外、スピードが焦点-レーン理事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-29/RB3QEJDWRGG201?srnd=cojp-v2
ユーロ圏のインフレ率、「極めて高い」と言っているのに、ユーロドル無反応。
下落真っ最中です。
地政学的リスクとドル高の影響が大きすぎますね。
それからドル円についてゴールドマンサックスはこのように言っています。
ゴールドマン、円一段安を予想-介入さえも下げを止められない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-28/RB2CQGDWLU6L01?srnd=cojp-v2
たしかにテクニカル的にもまだ3波です。
5波の上げでどこまで上昇するのでしょう?
ただ何度も日記で書いていますが、世界がこんな調子なのでリスクもありますのでご注意を。
3波トップと5波トップは同値ということもあり得ますので注意です。
世界中インフレですが、力関係でアメリカのほうが上ですね。
サマーズ氏、賃金急上昇がインフレの「スーパーコア」指標に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-30/RB4PEWDWX2PS01?srnd=cojp-v2
インフレだからと言って賃金を上げると逆効果なのですが、アメリカはそれをやっていました。先月の雇用統計では賃金上げが無かったのですが、先々月では賃金が上がっていました。
5月に入ると雇用統計がすぐにあります。
そこでどんな数字になるのか。
ゴールデンウィークは日本は休場ですが指標発表が盛りだくさんです。
引き続き乱高下注意です。